トルコの49%、路上売りの牛乳購入
2022年06月13日付 Cumhuriyet 紙

1100人の対象者に行われた牛乳消費の習慣に関するアンケートの結果、トルコの49.2%が牛乳を購入する時、メーカーが作ったものではなく路上で売っている販売所あるいは個人を選んでいることが明らかになった。他方、生乳1リットル当たりの価格に5月15日から32%の値上げが行われ、これが陳列棚にある乳製品にも影響し始めた。

民間調査会社は1100人を対象に行った調査でトルコの牛乳消費の習慣を分析した。この調査によると、トルコの49.2%が牛乳を路上で売っている場所あるいは個人から購入しているのを明らかにする一方、44.7%はスーパーで購入していると述べた。路上売りから牛乳を購入している消費者が最も気をつけているのは、牛乳が新鮮であることである。

また調査では、「路上で牛乳を買う時、何に気をつけているか。」という問いには、対象者の42.4%が新鮮さ、27%が売っている人の衛生面(の配慮)、22.7%が売っている人と面識があることと回答した。

■牛乳は最もヨーグルトを作るために使われている

調査で対象者に向けられた「牛乳を最も何の目的ために選んでいるのか。」という問いには、57%が家でヨーグルトを作るためと回答した。調査は、トルコ全土で1100人を対象に5月6日から10日までの間、定数調査の方法のうちコンピューター・アシスト・ウェブ・インタビューの形で実施された。

■牛乳の値上げの影響が反映

国内牛乳会議は生乳の価格を、5月15日以降に適用するとして、生乳1リットル当たり7.5リラと発表した後、値上げされた商品が陳列棚に並べられ始めた。

牛乳、アイラン、ヨーグルトといった低温殺菌の製品にすぐに影響を与えた価格は、熟成されたチーズのグループでも新たに反映している。メーカー品の乳製品は、商品によって様々だが40%に上る値上げとなっている一方、プライベートブランドの商品は値上げが18.5%と計算された。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:53589 )