ローマ時代のトンネル発見、14軒立ち退き―ウルファ
2022年06月24日付 Milliyet 紙


シャンルウルファで、昨日道路が陥没し、地下からローマ時代のものとされるトンネルが発見された。この通りにある14軒の家が、危険を考慮し立ち退き対象となった。これらの家は設立される委員会が下す決定で公有化され、取り壊される可能性があるという。

深さ3メートルの陥没で、街区は大混乱となった。作業員が穴に入ったところ、数メートルの深さでローマ時代のものだと評価されたトンネルを発見した。

これを受けて警察が現地に派遣され、歩行者と車両の通行を禁止した。穴の上が鉄板で覆われ、道路の出入りは安全テープで封鎖された。

通りが陥没する危険があるため、14軒の家が立ち退かされた。県都市整備気候変動局、広域市、ならびに博物館局から設立される委員会の決定により、陥没の危機に直面した家は公有化され、取り壊される可能性があるという。

この街区で暮らすイスマイル・クルナズさんは、陥没後にトンネルが発見されたことを知って驚いたとして、「ここの下にトンネルがあったことは知らなかった。市の作業員が通りの敷石を整えるために修理をしていた時に陥没が起きた。陥没の後、崩壊現場へ入ったときに数メートルの深さでトンネルが見つかったようだ。陥没があったために通りの家は立ち退かされた。ここの取り壊しの決定が下されると言われていて、私達も進展を追っている」と話した。

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( 翻訳者:大屋千寛 )
( 記事ID:53640 )