シリア:ヌスラ戦線がシャーム自由人イスラーム運動を支援するためアフリーン市に援軍を派遣(1)
2022年06月19日付 その他 - Snack Syrian.com 紙


■ヌスラ戦線の隊列が初めてアフリーン市に入城…シャーム自由人イスラーム運動の支援を目的としてイドリブ市からアフリーン市へと増強部隊を派遣

【スナック・シリアン・ドットコム】

反体制系ウェブサイト「シリアTV」は今日、「ヌスラ戦線」に所属する複数の軍事隊列が昨夜、アレッポ市から北方5kmに位置するアフリーン地域に入ったことを明らかにした。

同サイトが報じたところによると、数十台の車両および数百人の戦闘員によって構成された軍事隊列が、派閥「シャーム自由人イスラーム運動」の旗を掲げながらジンディールス町へと入った。同サイトによると、これは同運動による「シャーム戦線」との対峙を支援することを目的とした動きだという。

さらに同サイトによると、ヌスラ戦線はアフリーン市と並び、イドリブ市南部郊外にある「ザーウィヤ山」地域および同市北部のサルマダー地域までもに増強部隊を派遣したという。一方これらはヌスラ戦線が、自らが支配する領域と、アレッポ県内でトルコの支援を受ける諸派閥が展開する領域との中間に位置する「ガザーウィヤ通行所」の掌握を完了してから数時間後の出来事であり、同戦線がアフリーン市に入るのはこれが初めてとなるという。

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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:53653 )