シリア:ヌスラ戦線がシャーム自由人イスラーム運動を支援するためアフリーン市に援軍を派遣(2)
2022年06月19日付 その他 - Snack Syrian.com 紙


■ヌスラ戦線の隊列が初めてアフリーン市に入城…シャーム自由人イスラーム運動の支援を目的としてイドリブ市からアフリーン市へと増強部隊を派遣

【スナック・シリアン・ドットコム】

アフリーン市に到着したヌスラ戦線の複数隊列は、まもなくシャーム戦線およびイスラーム軍団といった諸派閥と衝突し、カルザイヒル村を掌握した。一方アフリーン市近郊のバースータ村でも同様の衝突が発生した。

一方テレグラム・アカウント「アフティームラート・ニュース」が伝えたところによると、アレッポ県北東部に位置するバーブ市近郊のアブラ村で発生した衝突により、児童2人と市民1人が犠牲になったという。

同アカウントはさらに、アアザーズ市でヌスラ戦線に対するデモが発生し、同戦線が同市およびその周辺部で掌握していた複数の村から段階的な撤退を実施したことを伝えた。

一方昨日、シャーム自由人イスラーム運動とシャーム戦線の間で衝突が発生していたことは特筆に値する。これは、彼らの同盟から派閥の一つが脱退を決定したことをめぐる対立に起因し、この派閥は、同様の対立を解消することを目的として設置された調停委員会の決定に従わなかったのである。

(1)に戻る

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:53654 )