シリア:シリア人人権活動家がアレッポ県北部でトルコの支援を受ける「泥棒たち」の写真を公開
2022年05月25日付 その他 - Snack Syrian.com 紙


■シリア人人権活動家バッサーム・アフマド氏が、アレッポ県北部でトルコの支援を受ける武装諸勢力に所属する「泥棒たち」の写真を公開…トルコ大統領が新たなシリア侵略に関する脅迫を行うなかで

【スナック・シリアン・ドットコム】

シリアの人権活動家であるバッサーム・アフマド氏は、アレッポ県北部の郊外地帯でトルコの支援を受ける武装諸勢力に所属している(同氏によるところの)「泥棒たち」の写真を公開した。同氏によると、彼らは、トルコ侵略軍および同国の支援を受ける諸派閥が2018年にアレッポ県北部に位置するアフリーン市に入り、同市に対する支配を確立した際、この作戦に参加した人々の一部だという。

アフマド氏がFacebook上の自身の公式ページを通じて明らかにしたところによると、彼らによるアフリーン市の掌握は、同市にもともと暮らしていた人々の追放をもたらしただけでなく、それを起点として同市内でシリア人が所有していた数千軒の家屋・店舗に対する略奪作戦が実行されたという。

アフマド氏の当該の証言は、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が5月23日に行った、「シリアの国土を標的とした新たな侵略行為を開始する」との脅迫を含む演説と時を一にしてなされた。トルコのアナトリア通信社が伝えたところによると、エルドアン氏は、シリアの対トルコ国境に沿って奥行き30kmの「安全地帯」を設置するためのステップのうち、「残された作業に関する複数措置」を実施するとの発表を行った。

(後略)

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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:53666 )