リビア:国連リビア支援ミッションはリビアにおける早急な選挙実施を要求(2)
2022年06月20日付 al-Quds al-Arabi 紙


■国連リビア支援ミッションがリビア国民に対し「最速の」選挙実施の必要性について警告

【トリポリ:本紙】

一方声明は、ゼニンガ臨時大使が「カイロで進行中の会談において、選挙実施のための憲法の枠組みをめぐる合意に達することを目指す、国連による集中的な努力に光を当てた」ことを明らかにした

さらにゼニンガ氏はリビアの有力者らおよび国民に対し、可能な限り早期に選挙を実施する必要性に関して、同国の意思決定機関および指導層に自身らの声を聴かせるように促した。

日曜日にはカイロで、憲法制定委員会の最終協議にあたる第3セッションの会談が終了する。同委員会は国連のイニシアチブのもと、リビアにおける選挙実施に向けた憲法上の規定を創出することを目的として、同国の議会(国民議会)および国民によって構成されたものである。

同様の国際イニシアチブは、アブドゥルハミード・ドゥバイバ氏が率いる政府の代わりに、国民議会がファトヒー・バーシャーガー氏を新政府の首相に任命したことで、リビアの内戦への懸念が高まるなかでもたらされた。ドゥバイバ氏は、新たに選出された議会を基にした政府を除いて、自らの権力を移譲することを拒否している。

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( 翻訳者:落合美月 )
( 記事ID:53674 )