シリア:イラン外相は自国がシリア・トルコ間の「政治的解決」に向けた仲介を試みていると発表(1)
2022年07月03日付 その他 - al-Souria.net 紙


■イランのアブドッラヒヤーン外務大臣は、自国がトルコ・アサド政権間の仲介を試みていると発表

【スーリーヤ・ネット】

イランのエミール・アブドッラヒヤーン外務大臣は、自国が仲介役を買って出ることによって、トルコとシリア政府の間の危機を「政治的手段によって」解決することを目指していることを明らかにした。

『イラン国営通信』が今日日曜日に掲載したアブドッラヒヤーン氏の声明によると、同氏はシリア政府のバッシャール・アサド大統領と2時間以上にわたる会談をもち、トルコがシリア北部で軍事作戦を始動させる可能性についての協議を行った。

さらにアブドッラヒヤーン氏は、「イラン政府は、こうした危機や、両国(シリア、トルコ)間に存在する問題を政治的手段によって解決することを目指している」と述べ、同時に自国が戦争という手段を拒否していることを表明した。

アブドッラヒヤーン氏はダマスカスに到着したのは昨日土曜日であり、その際シリアのファイサル・ミクダード外務大臣と会談した。その後記者会見のなかで、イラン政府が「トルコがシリア領内で計画している軍事作戦を阻止するために最大限の努力を払い、こうした状況における政治的解決に集中している」ことを明らかにした。

さらに同氏は「トルコの高官らは、政治的解決を彼らにとっての優先事項として設定している」と付言した。

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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:53703 )