1402年全国統一大学入学試験の変更に対する科学大臣の反応
2022年06月29日付 Hamshahri 紙


 科学大臣[科学研究技術大臣]は1402年全国統一試験の新方針の実施について説明した。

【ハムシャフリー電子版】モハンマドアリー・ゾルフィーゴル科学大臣は今朝、アミール・キャビール工科大学内の1401年全国統一大学入学試験会場を訪問した際、以下のように述べた。「科学省は1402年の全国統一試験について、文化革命最高評議会の決定を待っている。我々は全国統一試験を実行するにすぎず、方針決定ついてはイスラーム評議会[国会]ならびに文化革命最高評議会が行うものである。我々はこれら2つの機関に業務を指示することはできず、ただ職務を執行するのみである。」

 科学大臣は、1402年全国統一試験の実施方法を変更するには時間不足ではないかとの指摘についても、以下のように述べた、「法律によれば1年前までに全国統一試験の実施方法を通知し、公表しなければならないが、我々は幾分柔軟に、かつ準備を整えて政策執行に努める。」

 同氏は、「文化革命最高評議会承認の通達が大統領からあった場合は1402年全国統一試験で一般科目が削除されること、ならびに最高指導者によりペルシア語の保護が強調されているにもかかわらずペルシア語の科目が削除されることについても言及しつつ、「文化革命最高評議会とイスラーム評議会が全国統一試験に関する方針決定権をもっており、科学省においても専門的見解がある場合は評議会の公開審議にてそれを提示する。ただし業務の指示を行う事は認められていない」と述べた。

 同氏は最後に、「先週科学省で行われた学生評価·入学者選抜審議会での議論により、一部の下位区分科目の変更が決定されたが、新たな承認がなければ、来年の全国統一試験は現行の方式で実施されることとなった」と述べた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:AS )
( 記事ID:53705 )