コロナ感染症対応サービス、再開
2022年07月08日付 Cumhuriyet 紙

イスタンブル、イズミル、アンカラを始めとする多くの都市で新型コロナウイルス感染者数において急激な上昇がみられる中、注意を引く発表があった。新型コロナウイルス科学委員会のメンバーであるアルペル・シェネル教授は病院で停止されていたコロナ感染症対応サービスの再開へ向けての作業が完了したと明らかにした。

新型コロナウイルス(Covid-19)感染者数が再び上昇した。イスタンブル、イズミル、アンカラを始めとする多くの都市でウイルスの広がりがみられる。10月に予想された蔓延が7月にみられたことへ注意を引く専門家たちは国民に対策を呼び掛けている。

トルコでの感染数の増加がオミクロン変異株BA.4やBA.5関連である可能性があることが明らかされる中、中国、イギリス、ドイツ、イタリアでも続々と必要な措置がとられている。

政権に近いことで知られるイェニ・シャファク紙によると、新型コロナウイルス科学委員会のメンバーでイズミルのキャーティプ・チェレビ大学感染症専門家のアルペル・シェネル教授は以下のように述べた。

「感染の理由は免疫が弱まることである。ワクチンと免疫を持つ人の割合は低下している。ワクチン接種から何ヶ月かが経った。3回目の接種やブースター接種をしていない人たちはウイルスに対して敏感な状態だ。これが増えると感染者数も増加する。小さな子供たちでも陽性者は増加した。」

■コロナ感染症対応サービスが再開

「私が働く病院でコロナの増加に向けて準備が完了した。停止していたコロナ感染症対応サービスがあったが、それらに向けての準備がある。その前にこのサービスで働くスタッフの運用のシステムに向けての計画が完了した。感染の拡大で平均2から4週間の時間の経過で入院患者サービスと集中治療サービスの準備が整う。拡大の傾向は2週間となり、現場で集中治療サービスと入院患者サービスの意味で基幹となる諸病院で作業が行われている。概ね完了した。」

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( 翻訳者:大屋千寛 )
( 記事ID:53714 )