山火事多発、スペインでは2千人避難
2022年07月16日付 Milliyet 紙


スペイン南部アンダルシア地方で15日昼頃、山火事が発生し住民2300人が避難したと報じられた。

スペイン南部アンダルシア地方に位置するミハス市の山岳地域で15日、現地時間12時30分頃山火事が発生したと確認された。火事で火は瞬く間に広がり、地域に多数の消防隊が派遣された。アンダルシア地方レスキュー非常事態グループ(GREA)から発表された情報によれば、火はこれまでに800ヘクタール以上に燃え広がった。目撃者は火事で発生した煙や火は何キロも遠くからでさえ確認できたと述べた。

関係者は強風と森林で木々が密集していたため火が急速に広がったと話し、火事によって地域の居住区が脅かされたと発表した。ミハス市周辺のアラウリン・エル・グランデとアラウリン・エル・トレの町で暮らす2300人が安全のため自宅から避難した一方で、地域で生活する他の住民は煙の悪影響を避けるために窓やドアを閉じておくように警告された。火事で地域を通るA-404自動車道に火が達したため、道路は9km分にわたって両方向とも通行封鎖されたと報じられた。

アンダルシア地域森林火災対策サービス(INFOCA)による発表によれば、火災での消火活動が続いている。消火のため地域では消防隊員120名、消防車5台が活動にあたり、航空機8機とヘリコプター7機が消火活動を空から支援している。

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( 翻訳者:伊藤梓子 )
( 記事ID:53763 )