シリア:シリア民主軍総司令官がトルコの侵攻によって生じる「全体的な戦闘」について警告(1)
2022年07月16日付 その他 - Snack Syrian.com 紙


■シリア民主軍のアブディー総司令官が、トルコの脅威がもたらす「大規模な戦闘」に関して警鐘を鳴らす…「トルコ軍はシリア人みなを標的とするだろう」

【スナック・シリアン・ドットコム】

「シリア民主軍」のマズルーム・アブディー総司令官は、トルコの脅威に対抗することを目的として、シリア軍がコバニ(アイン・アラブ)とタッル・リフアトに存在する部隊を増強したことを明らかにした。同司令官によると、マンビジュにおいてはロシア側との協力のもと、軍事的プレゼンスを強化するための動きが依然として進行中であるという。

「ハワール通信」が金曜日に伝えたところによると、アブディー氏はさらに「米国が払っている努力はポジティブではあるが、不十分である」と付言した。

アブディー氏はさらに「トルコがシリア北部における戦いを開始したならば、それは全体的な戦闘となり、限定的なものにはならないだろう」と述べ、次のように付言した。「この戦争において、トルコ軍とそこから支援を受ける諸派閥はまず最初に、シリア政府軍を、そしてシリア人みなを標的とするだろう」。

アブディー総司令官によると、マンビジュ、タッル・リフアトおよびコバニに対するトルコの脅威は、「昨年5月に始まって以来、今もなお続いている」という。さらに同氏は「トルコは機会が与えられたならば、いつでも攻撃を開始する準備ができている」と述べた。

シリア民主軍の総司令官は、自軍が、「幅30kmにおよぶシリア・トルコ国境地帯30kmから撤退し、シリア軍がそこに駐留するための道を開く」ことを規定した「2019年合意」の各条項を遵守していることを明らかにした。

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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:53769 )