シリア:テヘラン・サミットを終えたエルドアン氏がシリアで計画中の軍事作戦についてコメント(1)
2022年07月20日付 その他 - al-Souria.net 紙


■エルドアン大統領が記者会見で次のように表明…「我々はシリア民主軍によって掲げられるシリア国旗に騙されることはない…テロをせん滅するためにロシアとイランの支援を求める」

【スーリーヤ・ネット】

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は「シリア北部における軍事作戦のファイルは、自国の国家的安全保障にかかわる懸念が解消される時まで、自国のアジェンダとして残り続ける」ことを明らかにした。

同大統領は今日水曜日、テヘランで開催された(トルコ、ロシア、イランの)三国サミットから帰国する際、機内から行われた記者会見のなかで「(トルコは)ロシアとイランが、トルコの南部国境から30kmの地帯に存在する『テロ諸組織』との闘争に参加してくれることを望んでいる」と述べた。さらに同氏はこれら二国に対し、必要な支援を提供するよう求めた。

さらに同大統領は次のように付言した。「我々は、これを(ロシア大統領)プーチン氏と(イラン大統領)ライースィー氏に今一度表明したのである。(中略)私が思うに、我々は、クルディスタン労働者党、人民防衛隊、民主統一党にかかわる問題について、相違する意見を持っていない。しかし同時に、(すり合わせの)努力を続ける必要が、いまだ複数の点について存在する」。

一方同大統領は、アサド政権軍が「シリア民主軍」に対して行っている支援について、次のような見解を述べた。「こうしたテロ組織は、シリア北部で(アサド)政権の旗を掲げることによって、トルコ軍を欺くことが可能であると無為にも信じている」。

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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:53791 )