シリア:ビンニシュ市で出産直後の女性を殴打・拘束したヌスラ戦線に対する抗議デモが発生
2022年07月28日付 その他 - Snack Syrian.com 紙


■ヌスラ戦線の構成員らが出産後わずか4日の女性を殴打し金品を強奪…ビンニシュ市で大規模な抗議デモが発生

【スナック・シリアン・ドットコム】

火曜日夜、イドリブ県ビンニシュ市でヌスラ戦線の構成員らが、出産後わずか4日しか経過していない女性を殴打し、彼女を卑猥な言葉で罵る事件が発生したことをうけ、住民たちが同戦線に抗議するデモを組織した。

ウェブサイト「インティハーカート・ジャブハ・ヌスラ」(ヌスラ戦線による数々の違反)は、被害を受けた女性の兄とされるマジュド・ハウラーニー氏を写した動画を掲載した。そのなかで同氏は、自身の妹が「ヌスラ戦線の構成員らによる殴打・侮辱を受けたのちに、所持していた金製のアクセサリーを強奪された」と証言した。同氏によると、同戦線は彼女が出産後わずか4日しか経過していないにもかかわらず、彼女の健康状態に配慮することないまま彼女を拘束したのだという。

ビンニシュ市では特に女性に対する違反や、法律や規制から大きく逸脱した扱いが横行している。こうしたなか、自身の夫がヌスラ戦線と対立している女性を対象とする事件が発生したことをうけ、同市で広範な民衆抗議デモが発生したのである。

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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:53825 )