キャマール・ハッラーズィー外交関係戦略評議会議長の発言、イスラエルを強く刺激(1)
2022年07月18日付 Hamshahri 紙


 アルジャジーラがイラン外交関係戦略評議会のキャマール・ハッラーズィー議長へ行ったインタビューがヘブライ語メディアに広く取り上げられ、シオニストの様々な派閥間の争いの種となっている。

【ハムシャフリー電子版】このインタビューはあらゆるヘブライ語メディアで広く取り上げられたことに加え、イスラエルの一部の者らはキャマール・ハッラーズィー議長の発言について、イラン・イスラーム共和国に対するイスラエルの弱さを象徴するものであり、またバイデン米大統領からイランに対抗する明確な言質を取り付けられなかったヤイル・ラピド首相の未熟さを象徴するものであると発言した。

 ヘブライ語のニュースサイト0404は、この一件に関する記事の中で以下のように報道した。「ワールド・リクードの党首ダニー・ダノン氏はハッラーズィー議長の発言について、ヤイル・ラピド首相が米国大統領の訪問を活かせなかったことを象徴するものであると述べた。」

 同サイトによると、元イスラエル国連大使のダノン氏は、ラピド首相をイスラエルの元凶と呼び、またイランが核爆弾製造能力があると宣言する場合、バイデン米大統領の訪問を活かせなかったラピド首相の大失態を発表するほかなく、これはイスラエルの抑止力の崩壊を意味すると強調した。

 なおハッラーズィー議長は、カタールの放送網アルジャズィーラのインタビューの中で、「我々はウラン濃度を20%から60%に高めたが、容易に90%にまで高めることができる」と発言した。

 ハッラーズイー議長は同時に、イランが核兵器を製造する意図はないことも強調した。

〜⑵に続く〜

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( 翻訳者:OK )
( 記事ID:53855 )