アカル国防相「ウクライナ穀物輸送船、続々。順調」
2022年08月06日付 Hurriyet 紙


ウクライナからさらに穀物輸送船3隻が出発した一方で、アカル国防相は「我々の活動はこれまでのところ計画された通り、合意書の記述に従って問題なく続いている。」と述べた。

フルスィ・アカル国防相はウクライナの港で待機している穀物・食料輸送船のうち3隻がさらに出発したと述べ、「我々の活動はこれまでのところ計画された通り、合意書の記述に従って問題なく続いている。」と述べた。アカル大臣は来賓としてトルコを訪れたシエラレオネのケリー・ハサン・コンテ国防相をトルコ国防省での軍事式典にて歓迎した。アカル国防相はウクライナの港から今月5日に出発した穀物輸送船3隻について質問を受け、以下のように述べた。

■「相互理解」

「センターの仲間や職員たちは相互理解と調整のなかで例の合意を順調に、問題なく進行させるために尽力している。我々はロシア、ウクライナ、国連、トルコとして活動を続けている。この中で以前ウクライナの港から初めての輸送船が出発し、レバノンに向かって航行を続けている。今日(5日)、ウクライナの港からさらに3隻が出港した。このうち1隻はイギリスへ、1隻はアイルランドへ、残り1隻はトルコに停留して荷揚活動を開始する。以前、ここにウクライナへ向かうために待機していた空荷の船も出発した。ウクライナに向かう初めての船であるこの船は今朝(5日朝)イスタンブルからウクライナに向かって出港した。船はウクライナで船積を行い、戻る予定だ。我々の活動はこれまでのところ計画された通り、合意書の記述に従って問題なく続いている。」

■穀物・食料輸送船

アイルランド行のトウモロコシ3万3千トンを輸送するパナマ船籍の貨物船「ナビスター号」はオデッサ港から、イギリス行のトウモロコシ1万3千トンを積んだマルタ船籍の「ロジェン号」とトルコ行のトウモロコシ1万2千トンを輸送するトルコ船籍の貨物船「ポーラーネット号」はチョルノモルスク港から5日朝出港した。ウクライナの港を出発した初の貨物船「ラゾニ号」はトウモロコシ貨物船で、イスタンブルでの管理を受けた後レバノンのトリポリ港に向かって航行を続けている。

■国防省「トウモロコシ輸送船3隻はウクライナから出港した」 

国防省(MSB)はアイルランド、イギリス、(トルコの)サカリャ県カラス港に向かうトウモロコシ輸送船3隻はウクライナの港から5日朝出港したと発表した。デミリョレン通信社(DHA)の情報によると、省庁から行われた書面での声明では「ウクライナからアイルランドへ向かうトウモロコシ3万3千トンを輸送するパナマ船籍のナビスター号はオデッサ港から出港した。本船はイスタンブル北部で共同調整センターによる監査を受ける予定だ。トウモロコシ1万3千トンを運ぶ第2船はウクライナからイギリスへ向かうためチョルノモルスク港から出港した。(この)マルタ船籍のロジェン号という船の航路は共同調整センターによって逐一追跡されている。」と述べられた。

■6隻が待機中

トルコへトウモロコシ1万2千トンを輸送する貨物船「ポーラーネット号」について「ウクライナのチョルノモルスク港で待機していたポーラーネット号というトルコ船籍の船もカラス港に向かって出港した。トウモロコシ1万2千トンを輸送する貨物船はカラス港に到着する前にイスタンブル北部で共同監査チームによる監査を受ける予定だ。」と伝えられた。交通インフラ省に属する海事総局は「トルコ船籍のポーラーネット号とトルコ企業が船主のナビスター号は港から出港し、トルコに向かって航行を開始した。穀物回廊によって開かれたウクライナの港に停留する別の船6隻が間もなく出港する予定だ。」と述べられた。

■ウクライナに向かう船で監査が完了

穀物回廊合意の中で、出荷のためバルケスィル県のバンドゥルマ港から出港した「フルマルS号」という名の空荷の船はイスタンブルのキルヨスに停留された。船では共同管理センターの監査団10人による監査が行われた。レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領主導でトルコ、ウクライナ、ロシア、国際連合(国連、BM)の間に結ばれた穀物回廊合意の中でバルバドス船籍の「フルマルS号」は穀物を積載するために先日バンドゥルマ港からウクライナのチョルノモルスク港に向けて出発した。船長がトルコ人であるこの船は以前夕方頃にサルイェル郡のキルヨス沖に錨を下した。

■2時間を要した

5日7時頃、トルコ、ロシア、ウクライナ、国連の代表者からなる10人の共同管理センター監査団はルメリ・フェネリ沿岸警察総局の船着き場に到着した。監査団によって行われた監査で、船の貨物倉とバラストタンクが武器や人間の密輸出や密入国の恐れについて徹底的に調査された。監査は約2時間に及び、監査団は監査後に再び「ギョズジュ1号」(訳注:ギョズジュは見張り番の意)というボートに乗ってルメリ・フェネリ沿岸治安総局の船着き場に戻った。

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( 翻訳者:伊藤梓子 )
( 記事ID:53864 )