モロッコ:ムハンマド6世が受刑者542人に対する恩赦を発表
2022年08月19日付 al-Quds al-Arabi 紙


■モロッコ国王ムハンマド6世が第69回「王と民衆の革命記念日」の折に受刑者542人に対する恩赦を発表

【ラバト:アナトリア通信】

モロッコ国王ムハンマド 6 世は金曜日、「王と民衆の革命記念日」を記念して、受刑者542人に対する王権恩赦を行うと発表した。

同国司法省は声明を出し、王権恩赦の対象となる被拘留者の総数が433人に達したことを明らかにした。

さらに同声明は、王権恩赦の対象となる未拘留の容疑者(いまだ判決が下されていないもの)の総数が109人に達したことを明らかにした。

同国司法省は、特に国民的あるいは宗教的な機会に際して、被拘留者への恩赦を命ずるムハンマド 6 世の王令を発表することが通常である。

同様の王権恩赦はこれまで、テロ犯罪に関して有罪判決を受けた被拘留者に対して適用されたこともある。

モロッコは毎年8 月 20 日に「王と民衆の革命記念日」を祝う。明日土曜日にその69周年を迎える同記念日は、ムハンマド6世の祖父にあたるスルタン・ムハンマド5世が、フランスによる植民地化計画、そして自身を異なる王によって置き換えようとした1953年の試みを拒否したことを記念するものである。

(後略)

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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:53929 )