UAE:UAE・イスラエル間の貿易額が8月中旬時点ですでに14億米ドルを突破
2022年08月23日付 al-Quds al-Arabi 紙


■UAE・イスラエル間の貿易総額が初めて14億米ドルを突破…「わずか5年のうちに年間貿易額を100億ドルまで増加させるという意欲的な目標」

【テル・アヴィヴ:本紙】

ヘブライ語メディアが伝えたところによると、イスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)間の貿易額は今年、14 億米ドルを初めて突破した。

『イスラエル・トゥデイ』紙は火曜日、これに先立つ2020年9月に国交正常化の合意に署名していた両国間の貿易額が2022年に、前年までの記録を塗り替えたと報じた。

同紙によると2021年、両国間の貿易総額は約12億2,000万米ドルとなった。しかし今年には、8月中旬の時点でそれはすでに14 億米ドルを突破しているのだという。

同紙は、現在イスラエルとUAEによって、両国間の貿易額が今後数年のうちに数倍まで増加することが期待されていると述べた。

さらに同紙が伝えたところによると、今年5月には、両国はイスラエルとアラブ諸国の間で初の事例となる自由貿易協定に署名したうえで、今後5年のうちに年間貿易額を100億米ドルまで増加させるという意欲的な目標を設定したという。

同紙は次のように続けた。「一方イスラエルは、UAE との貿易の性質を多様化させようと尽力している。両国間の貿易は現時点で、(イスラエルが)アブダビ市やドバイ市からイスラエル中部、ラマト・ガン市にあるダイヤモンド取引所向けに未研磨ダイヤモンドを輸入することに大部分依存している。同取引所は最近、ドバイに駐在員事務所を開設した」。

(後略)

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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:53943 )