マニサの大雨、干しブドウ生産に大打撃
2022年09月01日付 Hurriyet 紙


マニサでは、昨日の大雨で、6つの郡で計2000ヘクタールのブドウ畑の地面で干されていたブドウが被害を受けた。ブドウ農家のオメル・ギョラルさんは「昨夜の大雨災害で私たちは悲嘆にくれている。雨のせいで、生産物のほとんど全てがダメになってしまった。畑のブドウも泥の中だ、とても被害は大きい。」と話した。

マニサ都市部で、昨日の昼頃から夜まで降り続いた大雨は、農地に大打撃を与えた。サルハンル、ユヌスエムレ、シェフザーデレル、トゥルグットル、サーリヒリ、アラシェヒル郡の2000ヘクタールのブドウ畑が被害を受けた。嵐の影響で、畑のブドウの木が傾いた。地面で、干しブドウとするために干されていたブドウも被害を受けた。被害を受けた農家たちは、泥にまみれた生産物を回収する作業を始めた。

サルハンル郡コルデレ地域で農家をしているオメル・ギョラルさんは「昨夜の大雨災害で私たちは悲嘆にくれている。私たちが育てた生産物は泥の下に埋まってしまった。行政の支援を望み、期待している。私は70エーカーの畑を所有しているが、雨のせいで、生産物のほとんど全てがダメになってしまった。畑のブドウも泥の中だ、とても被害は大きい。」と話した。

サルハンルの農業会議所会長のアイドアン・オクル氏も、以下のように述べた。「大雨の影響で、畑や地面にあった生産物が非常に大きな打撃を受けた。激しい雨の結果、畑で収穫されていなかったブドウは、落ちてしまった。地面で干されていたブドウは泥にまみれてしまった。これは、サルハンルの農業と、国の経済に大きな影響を与えるだろう。農産物公社(TMO)が9月12日に、ブドウを買い取る予定でいたことはわかっているが、一刻も早い買い取りを希望している。農家たちは耐える力が残っていない。私たちを卸売商人の前に投げ出さないでほしい。TMOは農家の安全弁である。農家たちへも、TMOへブドウを渡すよう忠告する。」

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( 翻訳者:大畠梨紗子 )
( 記事ID:53994 )