レバノン:パレスチナ難民キャンプに暮らす家族間で武力衝突が発生
2022年09月11日付 al-Quds al-Arabi 紙


■パレスチナ難民キャンプに暮らす家族間で発生した武力衝突によって複数の負傷者と物的被害

【DPA通信】

日曜日の朝、レバノンのアイン・ヒルワ・パレスチナ難民キャンプで緊張した静寂が広がった。同キャンプでは、2家族の間で以前発生していたいさかいを背景として、彼らの間で夜間の武力衝突が発生し、その結果多数の負傷者と物的被害が生じていた。

レバノンの国営通信は今日、「キャンプ内のタフターニー通りにあるズィーブ地区で昨晩、バフティー家とキブラーウィー家の間で、機関銃や爆弾、ロケット弾を使った衝突が起こった」と報じた。それらのいくつかはサイダー(シドン)市のヒスバ地区とスィールーブ地区にまで到達し、パレスチナがアシュラフ・ダッブール・パレスチナ大使の介入によってそれらを止めるよう呼びかけるまで、衝突は3時間以上続いたという。

同通信は、ズィーブ地区では、多くの店舗や家屋、車が焼失した恐ろしい被害のなかで、住民たちが早朝に起床したと指摘した。

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( 翻訳者:新階望乃 )
( 記事ID:54050 )