エジプト:治安当局が「4月6日運動」の元指導者を再逮捕
2022年09月18日付 al-Quds al-Arabi 紙


■釈放から4か月後…エジプト治安機関が活動家のシャリーフ・ルービー氏を再逮捕

【カイロ:本紙】

エジプトの治安機関は、4月6日運動の元指導者である活動家のシャリーフ・ルービー氏が釈放されてから4か月後、同氏の再逮捕に踏み切った。

人権派弁護士であるマーヒーヌール・ミスリー氏は「ルービー氏はでフェイクニュースを広め、テロ組織に加わったとの容疑により、2022年第1634号事件において国家治安検察局に送検され、同局は調査のため同氏を15日間拘留する決定を下した」と述べた。

ミスリー氏はフェイスブックの自身のページ上で「シャリーフ・ルービー氏は少し前に刑務所から出たが、同氏が行っているのは刑務所での友人たちを想起させるための文章をフェイスブックに投稿することだけである」と述べた。

シャリーフ・ルービー氏は、国家最高安全保障目録2020年第1111号事件を根拠として2年近く予備勾留されたのち、今年の5月30日に釈放された。

注目すべきは、ルービー氏が2018年第621号事件に関して拘留され、1年半の予備勾留ののち、刑事裁判所が同氏の釈放を決定、その2か月後に2番目の事件に関連して同氏が再び逮捕されたことである。

(後略)

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( 翻訳者:赤塚大輝 )
( 記事ID:54083 )