エルドアン大統領、国連外交―イスラエル・ラビド首相、日本・岸田首相らと会談
2022年09月21日付 Hurriyet 紙


エルドアン大統領、ラビド大統領による「大使交換決定」後、最初の会談

国連の第77回総会のためにアメリカ・ニューヨークに滞在中のエルドアン大統領は、国連事務局長アントニオ・グテーラス、日本の岸田文雄首相、ヨルダンのアブドゥッラー2世王、ドイツのシュルツ首相、イスラエルのラピド首相を含む多くの首脳らと会談した。イスラエル側からの会見後の発表では「この会見は、外交関係を最上位レベルまで引き上げるという決定後、イスラエル首相とトルコ大統領による最初の会見となった」と述べられた。

エルドアン大統領は、国連第77回総会のために訪問したアメリカのニューヨークで、昨日、イスラエルのラビド首相と会見した。イスラエル側の発表によると、これは、2008年来、はじめてのイスラエル首相とトルコ大統領の会見であり、「会見のなかで、ラビピ首相は、外交レベルの更なる格上げのほか、イスラエルの新しいトルコ大使としてイリト・リッリアン氏が任命されことを伝えた」という。

イスラエル内閣府は、昨日の会見について文章で発表を行い、「この会見は外交関係が、最高レベルに引き上げられことと、トルコが相互方針に基づき、新たに大使、および総領事を任命すると発表したのち、イスラエル首相とトルコ大統領による最初の会見となった」と述べた。

■ 地域問題が話し合われた

発表では、このほかに二人のリーダーが、テロとの戦いおよび、より一般的にテロの問題に関し意見交換を行い、イスラエルとトルコの間の経済・エネルギー分野での協力についても話し、地域の問題について話し合ったという。

一方、ラピド首相が、2国間の航空便が再開したことは前向きの進展であると述べたとし、これが二国間の観光にも大きな貢献をもたらすであろうと述べたと報じた。

■ 目まぐるしい外交:エルドアン大統領は次々と重要会見

エルドアン大統領は、国連本部で、フィンランドのサウリ・ニーニスト大統領と会見したのち、そばに来た韓国の尹錫悦大統領とも、しばらく話をした。

韓国の尹錫悦大統領は、エルドアン大統領のNATOにおける役割とその指導力を称賛すると述べた。エルドアン大統領は、韓国の尹錫悦大統領が韓国へ招待したのをうけ、なるべく早い時期に韓国を訪問すると述べ、「会見は必要だ。ともにやるべきことはたくさんある」と述べた。

エルドアン大統領は、ニューヨークでの外交の一環として、国連事務局長アントニオ・グテーラス、日本の岸田文雄首相、ヨルダンのアブドゥッラー2世王、ドイツのシュルツ首相、国際サッカー連盟(FIFA)のジョワンニ・インファンティーノ会長と会談した。

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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:54089 )