ニューヨークタイムス、エルドアンを絶賛
2022年09月22日付 Hurriyet 紙


アメリカを拠点とするニューヨークタイムズ紙は、エルドアン大統領のロシア・ウクライナ危機において果たした役割を称賛した。エルドアン大統領が戦争の中でロシアのプーチン大統領と緊密な関係を保持しながら戦争の世界的な影響を減少させるために貢献したと強調した。

エルドアン大統領が、国連総会で行ったスピーチへの反響が続いている。
エルドアン大統領の発言は、国際報道機関により「緊急」の名目で続々と購読者に届けられ、世界中のメディアもエルドアン大統領の国連の壇上での発言を広く報道した。
アメリカの有力紙のひとつであるニューヨークタイムズ紙においても、エルドアン大統領のスピーチに関する注目すべき分析が掲載された。

記事では、国連総会の初日にスピーチをした首脳の中で最も注目すべき首脳として、エルドアン大統領とフランスのマクロン大統領を挙げ、2人の首脳のロシア・ウクライナ危機の解決に向けた貢献が記された。 

■エルドアン大統領とプーチン大統領の連絡が注目された

エルドアン大統領とプーチン大統領が先週ウズベキスタンで行った会談にも言及した記事では、エルドアン大統領が戦争の中でロシアのプーチン大統領と緊密な関係を保持しながら戦争の世界的な影響を減少させるために貢献し、最近の会談でもウクライナの領土を返還するべきだと強調したことが書かれていた。

■「エルドアン大統領は穀物交渉で、中心的な役割を果たした」

エルドアン大統領が国連総会でのスピーチで用いた、「戦争ではいかなる時も勝者は存在せず、公正な平和のプロセスにおいても敗者は存在しないと思っている。合理的で公正、かつ実現可能な外交プロセスにより、危機から脱出する威厳ある方法を必要としている」という言葉を引用した記事では、「エルドアン大統領は穀物交渉で、中心的な役割を果たした」との見方を示した。

■マクロン大統領への批判:不十分であった

記事においてエルドアン大統領の外交努力と成功について注目している一方で、マクロン大統領はプーチン大統領と何ヶ月にもわたりコンタクトを取り続けているにもかかわらず、1つの成果も出せていないと述べられた。
マクロン大統領は「平和問題に関して役割を担うことができると主張している西側同盟のある演説者」と説明された。

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( 翻訳者:瀬戸慈弘 )
( 記事ID:54094 )