パレスチナ:サウジ外相はイスラエルとの二国間解決が「ポジティブなもの」との認識を示す
2022年09月23日付 al-Quds al-Arabi 紙


■サウジアラビアのファルハーン外務大臣は、イスラエルとの二国間解決が「それが行動となって現れた場合、ポジティブなもの」との認識を示す

【リヤド:本紙】

サウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン外務大臣は今日金曜日、イスラエルのヤイル・ラピド首相が二国間解決に関して発した声明が、「それが行動となって現れるのであれば、ポジティブなものである」との見解を示した。

さらに同外務大臣は、サウジアラビアの「アラビーヤ」チャンネルへの声明のなかで、「平和のためには、イスラエル人とパレスチナ人による直接的な対話が必要である」と付言した。

ラピド首相は木曜日に行われた国連総会での演説のなかで、次のように述べていた。「パレスチナ人との、『2国民のための2つの国家』という原則に基づいた合意は、イスラエルの安全保障、経済、そして我々の子供たちの未来にとって正しいものである」。さらに同氏は、パレスチナ人となされるいかなる合意に、「イスラエルに脅威を与えることのない、平和的なパレスチナ国家という条件が課される」と付言した。

さらにラピド氏は、自身が「インドネシアからサウジアラビアまで」と評したイスラーム諸国に対し、イスラエルを承認し、それとの平和な関係を構築するよう呼びかけた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:54103 )