パレスチナ:アラブ連盟事務総長が英首相の発言に対し「強い不快感」を表明
2022年10月05日付 al-Quds al-Arabi 紙


■アラブ連盟事務総長は英国大使館のエルサレムへの移転について言及したトラス英首相の発言に対し「強い不快感」を表明

【ロンドン:本紙】

アラブ連盟のアフマド・アブー・ガイト事務総長は、英国大使館のエルサレムへの移転について言及した同国のリズ・トラス首相による最近の声明に関し、強い不快感を表明した。この言及は、同首相が今週火曜日に同国の保守党の式典の最中に行ったスピーチのなかでなされたものである。

アブー・ガイト氏はインターネットを通じて、アラブ連盟が「国際法およびエルサレムの歴史的・法的地位に対する侵害を構成するいかなる措置」を拒否すると明らかにした。

アラブ連盟のウェブサイトによると、アブー・ガイト氏は英国政府に対し、「パレスチナ人とイスラエル人同士の恒久的な解決をめざして合意された定式としての二国間解決」に依拠することにならび、「現場において同様の定式の適用を妨げる違法な措置」を控える必要性について改めて警告した。

さらに同氏は英国政府に対し、イスラエルによる占領の終結、さらに1967年を境に独立したパレスチナ国家の確立をもたらしうる有意義な和平プロセスを開始するために、実効的な政策および行動計画を適用するよう求めた。

(後略)

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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:54191 )