アルジェリア:パレスチナの諸派による会談が開催が決定、分裂状態の解決なるか
2022年10月08日付 al-Quds al-Arabi 紙

■パレスチナの諸派が火曜日にアルジェリアで会談へ

【ラマッラ:アナトリア通信】

ファーイズ・アブー・アイタ駐アルジェリア・パレスチナ大使は土曜日(8日)、パレスチナの分裂の終結を目指す「アルジェリア構想」に賛同するために、火曜日(11日)にパレスチナの諸派がアルジェリアで会談を行うことを明らかにした。

同大使が(政府系)ラジオ局「パレスチナの声」に語ったところによると、会談は「今月の11日と12日に」開かれるという。

彼は「ファタハ」を始めとする「パレスチナ解放機構」(12の組織が参加)に「ハマス」や「イスラーム聖戦」を加えた諸派の代表らがアルジェリアで会談を行うと付言した。

また会談について、「パレスチナの国民行動に携わる当事者全体の賛同に基づいた包括的で合意可能な構想に至るために、アルジェリアが数ヶ月に渡って努力した結果として開催されるものである」と語った。

さらに、「アルジェリア構想への賛同が得られ、構想が全員に共通のファクターを形作り、分裂の終結と国家の一体性の実現に向けて歩み出すための強固な足掛かりとなってほしい」という希望を表明した。

諸派の会談は、11月初頭にアルジェリアで開かれるアラブ・サミットの直前に行われる。アイタ大使によると、「アルジェリアは、『パレスチナ・サミット』が素晴らしいものになり、また本来のパレスチナ問題が重要な議題となることを望んでいる」という。

(後略)

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( 翻訳者:吉永伊吹 )
( 記事ID:54205 )