シリア:アメリカ軍が行った空襲でIS指導者2人が死亡(1)
2022年10月07日付 al-Quds al-Arabi 紙


■アメリカの空爆でシリア北部の「イスラム国」の著名な指導者2人を標的にする

【ダマスカス:本紙】

空挺降下作戦の直前、アメリカ中央軍(CENTCOM)はシリア北部で実施した新たな空襲の結果として、イスラム国の著名な指導者2人を殺害したと発表した。なお、作戦が行われた場所に関しては詳細を明らかにしていない。

昨夜(6日)アメリカ中央軍が発表した公式声明によると、同軍部隊はシリア北部で空爆を「成功裏に」実施し、その結果「(イスラム国)シリアの副執政官(ワーリー)」アブー・ハーシム・ウマウィーと、彼とつながりを持つイスラム国の指導者1人を殺害したという。

さらに、声明によると「初期評価では、作戦中に民間人の死傷者は出ておらず、アメリカ軍側にも死傷者はいない」という。また、マイケル・エリック・クリラアメリカ中央軍司令官は、「今回の攻撃は、地域を不安定にし、アメリカ軍部隊とそのパートナーを攻撃するイスラム国の能力を弱めるだろう。」との見方を示した。

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( 翻訳者:SHAIKH SADAF AZHAR )
( 記事ID:54241 )