シリア:シャーム解放機構がアフリーン市を完全に掌握したことが明らかに
2022年10月13日付 al-Quds al-Arabi 紙


■アフリーン市から「イスラーム軍」および「シャーム戦線」が撤退したことをうけ、シャーム解放機構が同市を完全に掌握したことが明らかに

【ダマスカス:本紙】

シリアの反体制筋は木曜日、シャーム解放機構がアレッポ県田園地帯に位置するアフリーン市を掌握したと明らかにした。

同筋は匿名を条件としながら、本紙に対し次のように述べた。「シャーム解放機構の戦闘員らおよび同機構と同盟する複数の派閥は今日、アフリーン市を完全に掌握した。これに先立ち複数の異なる派閥が同市から撤退し、彼らの拠点をシャーム解放機構へと無血のまま明け渡していた」。

同筋によると、派閥「イスラーム軍」および「シャーム戦線」の戦闘員らがアフリーン市から撤退し、アレッポ県北部の田園地帯にあるアアザーズ市の方面へと向かったという。一方アフリーン市の警察機構や軍は戦闘を行わないまま、その本部へと残ったままだという。

同筋は次のように述べた。「今日発生した動きは、トルコの諜報機関メンバーらおよび軍将校ら、さらにシリア北部を支配する諸派閥の指導者らが参加したアアザーズ市軍事治安会合において、昨日合意されたものである。そこにおいては、彼らがアフリーン市およびその周辺部から兵力を撤退させることが規定された」。

(後略)

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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:54244 )