パレスチナ:児童の保護を求め国際的な介入を呼びかけ(1)
2022年10月14日付 al-Quds al-Arabi 紙


■パレスチナはイスラエルの攻撃からパレスチナの児童を救うため、国際的な介入を呼びかけ

【ガザ:本紙】

占領国家によるパレスチナ人、特に児童に対する攻撃が激化しているなか、パレスチナ国家は国連上層部に向けて緊急に介入するよう呼び掛けた。

この呼びかけはパレスチナのリヤード・マンスール大使が国連事務総長、今月の国連安全保障理事会議長国であるガボン、国連総会議長に送付した同一内容の3書簡のなかでなされた。同大使はこれら書簡のなかで、パレスチナ人、特に若者や児童がイスラエル占領軍による殺害、負傷、逮捕、虐待、ショックに日常的にさらされていることに言及した。

さらに同大使はこうした現状が、安全保障理事会の「継続的な麻痺」に加え、「国際社会が国連憲章を遵守し、国際人道法および国際人権法を含む国際法の規則を適用することができていない現状」に起因するものであると述べた。

同大使は、2022年に入って以来、ガザ地区を含むパレスチナ全域における複数の攻撃によってパレスチナの児童45人以上が亡くなっていると説明した。

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( 翻訳者:新粥みずほ )
( 記事ID:54246 )