シリア:アメリカ軍が行った空襲でIS指導者2人が死亡(2)
2022年10月07日付 al-Quds al-Arabi 紙


■アメリカの空爆でシリア北部の「イスラム国」の著名な指導者2人を標的にする

【ダマスカス:本紙】

アメリカ中央軍の発表によると、空襲は水曜日(5日)と木曜日(6日)にまたがる夜間に行われた空挺降下・空襲作戦の直前に行われ、その結果、イスラム国の指導者が死亡したという。

そして米軍は、水曜日夜のシリア北東部での空挺降下作戦中に「イスラム国」の主要な指導者を殺害したと発表した。また、アメリカ中央軍は声明で、この作戦がラーカーン・ワヒード・シャマリーを狙ったものだと明らかにした。

アメリカ軍がシリア政府の影響下にある村で作戦を実行したのはこれが初めてで、今回の作戦はカーミシュリーの田園地帯にあるムルークの村で行われた。この村はハサカ県のシリア政府傘の下集団が支配する数少ない村の一つである。なお、ハサカ県はその大半がクルド人の戦闘員によって支配されており、有志連合軍が部隊を展開している。

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( 翻訳者:SHAIKH SADAF AZHAR )
( 記事ID:54254 )