カッパドキアで気球事故、観光客2名死亡
2022年10月18日付 Hurriyet 紙


ネブシェヒルで風の影響を受けた熱気球が硬着陸を行い、気球に乗っていた観光客2名が死亡し3名がけがを負った。ネブシェヒル県庁は、「着陸の際に気球に乗っていた乗客28名と乗員2名の内、スペイン国籍の2名の乗客が死亡、スペイン国籍の3名の乗客が負傷した。初期段階の調査によると、事故は想定外に風が強まったことが原因とされている。この事故に関して司法と行政による捜査が開始された。」と発表した。

事故は、朝、カヴァック町で発生した。事故を起こしたのは民間企業が所有する気球で、アヴァノス郡のゼルベ遺跡から離陸した。初期段階の調査によると、強風の影響でキリック地区に硬直陸したという。この際、気球に乗っていた観光客の内2名が命を落とし3名がけがを負った。通報を受けて救急隊が駆け付け、その後、負傷した乗客らはネブシェヒル国立病院へと搬送された。

■死亡した乗客の身元が判明

命を落とした2名の女性観光客の身元が判明した。死亡したのはスペイン国籍のマリア・クリスティアナ・バルトロンスさん(62)とドロルス・マサナさん(64)である。

また、ネブシェヒルのインジ・セゼル・ベジェル県知事が事故現場に赴き調査にあたった。

■ネブシェヒル県庁による発表

この事件に関してネブシェヒル県庁によって以下のような発表がされた。

「ネブシェヒルのアヴァノス郡にあるゼルベ遺跡から朝07:25、民間企業所有の登録番号TC-BBRの熱気球が離陸した。その後、ネブシェヒル中心部に付属するカヴァック町のキリック地区に08:50、想定外の強風により硬着陸を行った。事故後、全隊員が事故現場に駆け付けた。着陸の際に気球に乗っていた乗客28名及び乗員2名の内、スペイン国籍の2名の乗客が死亡、スペイン国籍の3名の乗客が負傷した。負傷者は手当てを県内の様々な病院で受けており、命に別状はないとのことである。初期段階の調査によると、事故は想定外に風が強まったことによるとされている。事故に関する調査が司法と行政によって開始された。」

事件に関する調査は続いている。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:金子萌 )
( 記事ID:54275 )