「4年の懲罰が下った人物を総局長に任命したのは、あなただ」アクシェネル党首、エルドアンを非難
2022年10月19日付 Cumhuriyet 紙

善良党にメラル・アクシェネル党首は、トルコ大国民議会内の会派会合で、バルトゥンでの炭鉱災害を「運命」と述べた公正発展党のエルドアン大統領を批判した。アクシェネル党首は、トルコ炭鉱協会(TKK)総局長を例に挙げ、「所管責任者を任命したのはあなたです。4年の懲罰を受けた人物をTKK総局長に任命したのはあなたです。炭鉱の監督者を任命したのもあなたです。これも運命なのでしょうか、エルドアン大統領」と言った。善良党の党首は炭鉱労働者のヘルメットを被って登壇した。

善良党のアクシェネル党首は、トルコ大国民議会内の会派の定例会議で時事に関する検討を行った。

41人の労働者が亡くなったアマスラの炭鉱災害の後、アクシェネル党首は炭鉱労働者のヘルメットを被って登壇し、善良党内の法務関係者たちに「何も得られなくても遺族の権利を訴えることがあなたたちの義務だ」と述べた。

■エルドアンの「運命」発言に反発

アクシェネル党首は、炭鉱災害の後「運命」と発言した公正発展党のエルドアン大統領に反発を示し、「対策をとらず自分の責務も十分に果たさないまま、代わりに神慮に言及し、問題を運命に委ねるのは、控えめに言っても無礼だ。」と述べた。

善良党の党首は次のように述べた。

「コズル鉱山で8人の命が失われた事件で、過失が認められ4年の懲罰を受けた人物が組織のトップにおかれていました。これも運命なのでしょうか、エルドアン大統領!所管責任者を任命したのはあなたです。4年の懲役刑が下った人物をTKKの総局長に任命したのはあなたです。炭鉱の監督者を任命したのもあなたです。監督の要件を満たしていないのは、あなたの所管責任者や管理者たちです。都合のいいときには、所管責任者に指示を出したと言えるんですね。炭鉱はあなたの所管責任者の管理下です。責任を問うてください。どんな対策があったのか。」

(後略)

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( 翻訳者:伊永勇人 )
( 記事ID:54281 )