レバノン:レバノンとイスラエルが木曜日、海上国境画定協定に署名予定
2022年10月24日付 al-Quds al-Arabi 紙

レバノンとイスラエルが木曜日、海上国境画定協定に署名

【エルサレム:アナトリア通信】

レバノンとイスラエルの調停役である、アメリカのアモス・ホッホシュタイン氏は日曜日、両国間の海上国境画定協定の調印式が、来週の木曜日に行われると述べた。

イスラエル国営チャンネルのカーンは、「海上国境画定協定の調印式は、木曜日に行われる」とのホッホシュタイン氏の発言を引用した。

ホッホシュタイン氏は、自身がその式典に出席すると述べたうえで、両当事者が個別に同協定に署名する予定であると指摘している。

カーンよると、同協定は、レバノンとイスラエルの国境地帯であるラアス・アル=ナークーラにて署名される。

同チャンネルは、両国の代表者が一堂に会して共同署名をすることはないが、それぞれが個別にアメリカの調停役の前で署名し、共同写真も撮影しないと報道した。

グリニッジ標準時の17:36時点で、レバノン当局からのコメントはなかった。

今月10月13日、レバノンのミシェル・アウン大統領は、イスラエルとの海上国境画定協定に対する同意を表明した。一方、イスラエルのヤイル・ラピド首相は、同協定が「歴史的」であると表現している。

両国は、石油と天然ガスが豊富な、860平方kmに及ぶ地中海地帯での国境画定を巡って、アメリカを調停役に立てて、2年間に渡って間接交渉を行なっていた。

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( 翻訳者:浪内 紫雲 )
( 記事ID:54315 )