シリア:過去10年で約100万人が精神不安に苦しむ
2022年10月25日付 al-Watan 紙

■鬱状態と精神的ストレスが大部分、公式には過去10年間で100万人が精神的抑圧状態に。さらに医学的な説明がつかない126,000件の精神的疾患。

【n.p.:ムハンマド・サーリフ】

保健省の精神保健プログラムの責任者であるアマル・シャクー氏が、過去 10 年間で100 万件以上の精神障害が記録されたことを明らかにした。ピークに達した2018年には、181,586件の症例が報告されたという。

また、同省が開催した特別シンポジウムにおいて同氏は、最も割合が高かったのは鬱病の患者で、2013年から現在までで225,621 件に達したが、去年が一番多かったと明かした。さらに、調査が行われた過去数年間に公立および私立の医療機関で記録された症例は、32,530 件の精神的ストレス、193,739件のてんかん、140,692 件の精神病、40,209 件の双極性障害、および33,212件の発達障害(自閉症および精神遅滞)だった。

行動障害は28,618件にのぼり、16,386件の認知症の相談が記録された。一方、アルコール所持の発覚とそれによる障害の症例は15,326件であり、この数に近い15,035件の依存症の症例があった。また、自殺は 3,775 件記録されており、最高件数は 2016 年の 548 件であった。

(後略)

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( 翻訳者:中村冴 )
( 記事ID:54324 )