国連イラン・イスラーム共和国常駐副代表が強調「非同盟運動はテロリスト集団による宗教上の誤った解釈について懸念を表明する」
2022年10月05日付 Jam-e Jam 紙


 国際連合イラン・イスラーム共和国政府代表部大使・常駐副代表は次のように強調した。「我々非同盟運動は、国家テロを含むあらゆる形態と様式のテロ行為を非難し拒絶するとともに、外国の支配と占領の下にある人々の自由と民族自決権の行使のための闘争の正当性に関する国連の関連決議への支持を改めて表明する。」

【ジャーメ・ジャム電子版】我が国のザフラー・エルシャーディー国連政府代表部大使・常駐副代表は、国連総会第六委員会の会合にて非同盟運動[冷戦期以降、東西いずれの陣営にも属さない国々で構成される国際組織]を代表して「あらゆる形態の国際テロ撲滅」という題目で演説を行い、次のような考えを示した。「我々非同盟運動は常にテロ行為を、国際人道法や特に生命権等の人権を含む国際法に明らかに違反するもので、人々の人権と基本的自由の享受を完全に欠落させるものと考えている。」

 同氏は次のように加えた。「我々はこれらのタイプの行動を、国家の領土保全と安定および国家的、地域的、国際的安全を脅かし、経済的、社会的発展の過程に望ましくない結果を 及ぼすものであると見なしている。」

ザフラー・エルシャーディー氏は 次のように説明した。「我々は、テロリスト集団が自らの行為を正当化するために宗教に関して恣意的な解釈や誤った説明をすることに関して懸念しており、あらゆる形態と様式のテロ行為と、テロに繋がる暴力的な過激主義に反対を表明する。」

 同氏は次のように加えた。「我々は全ての国に対してテロと対峙しながらあらゆる人権と基本的自由を尊重するよう求め、また法の支配に則って人権違反を防止するためにこれに関する責任と、特に国際人道法等の国際法に基づく責任を果たすよう求める。」

 エルシャーディー氏 は次のように指摘した。「我々は、主な原因の特定を含めあらゆる形態と様式のテロ行為に対し国際社会が共同して組織的に対抗するため、国連のサポートの下で国際会議を開催するよう改めて呼びかける 。」

 同氏は次のように加えた。「我々は、国際テロと戦うための包括協定を締結することの重要性を強調し、テロとの戦いの戦略実行にあたり加盟国に主要な責任があることを指摘しておく 。」

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:OK )
( 記事ID:54327 )