エジプト:自転車の歴史(3)
2022年10月22日付 Al-Ahram 紙


■バディーア・マサーブニーのカジノ前では競争禁止…エジプトの通りを走る自転車の歴史

【マフムード・ディスーキー】

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ギザ県は、自転車が同県で広まりエジプトに普及すると、全7条の規則および決定を定めた。つまり、1894年1月27日に混合控訴裁判所総会の批准を経て、刑法第351条および混合刑法第340条に基づき交通法を発布したのである。

第1条はモーターバイクの走行区域を指定した。具体的には「ギザ中心部、アアマー橋からギザ刑務所、またそこからピラミッドへ伸びる通り、アアマー橋からブーラーク・ダクルール地区へ伸びる通り、これら上記の通りと国営鉄道が囲む地域の内側にある通りを走行するあらゆる車両は、歩行者に警告するためのベルまたはホーンが表示板に取り付けられていることが義務付けられ、また日没以降点灯するランプがなければならない」ことが明記された。

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( 翻訳者:下宮杏奈 )
( 記事ID:54347 )