エジプト:自転車の歴史(4)
2022年10月22日付 Al-Ahram 紙
ガラー橋
ガラー橋

■バディーア・マサーブニーのカジノ前では競争禁止…エジプトの通りを走る自転車の歴史

【マフムード・ディスーキー】

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同条はまた、道の真ん中で自転車から降りることを禁止して歩道の端で降車するよう義務付け、警察に呼ばれた際には停止するよう定めた。第6条はこれらの条文に違反した者に対して25から100ピアストルの罰金を規定した。一方第7条は、官報に掲載され公布された法律を実効化する必要性を明確に強調しつつ、自転車が鉄道橋を通行するために支払う料金を規定した。

いくつかの歴史的史料によれば、ギザとザマーレクを結んでいたアアマー橋はバディーア(・マサーブニー)・カジノに隣接しており、また1947年にイギリスがナイル宮の兵営からの撤退したのちにガラー橋とも名付けられたという。交通法の第2条では、自転車は道路の右側を走行すること、道路の合流点では減速しなければならないことが定められた。また第3条では、自転車は道でスピードを出しすぎてはならず、競争禁止であり、自宅に入る時以外歩道を走ってはいけないことが定められた。

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( 翻訳者:下宮杏奈 )
( 記事ID:54348 )