小学校3年生へのクルアーン教室に反対の声、「早すぎる」
2022年10月30日付 Cumhuriyet 紙


サムスンのバフラ地区においてアルトゥンヤプラク小学校の3年の生徒のためにクルアーン(アラビア文字版)を読むクラスが開かれた。

バフラのアルトゥンヤプラク小学校のHP上では以下の発表があった。

「我が校の第3学年では、クルアーン(アラビア文字版)を読む教室が始まりました。国民教育センター長が我が校で開いた教室に参加した生徒たち、資格を持った先生方、貢献をした皆さまに感謝を申し上げます」 

■ 宗教教育はその年齢に適していない。

教育科学労働組合(Eğitim ve Bilim Emekçileri Sendikası, EĞİTİM SEN)サムスンのエルシン・ギュル支部長は、授業の実施に難色を示しながら、「国民教育資格を持った教員が学校を利用し、その類の教室を開講しています。学校の運営者も協同しています。教育科学労働組合として、宗教教育はこの年齢に適していないと考えています。宗教教育は、より上の年齢の学年において施されるべきです。最近、学校ではこうした種類の教室の増加があります。これらの教室は子どもたちの年齢に比して適切ではないと考えています」と話した。

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( 翻訳者:関颯太 )
( 記事ID:54357 )