シリア:米国務省高官と「北・東シリア自治局」指導部が会談
2022年11月06日付 al-Quds al-Arabi 紙


■米国務省の高官がシリア北東部で「北・東シリア自治局」の指導部と会談

【ダマスカス:本紙】

イーサン・ゴールドリッチ米国務次官補は日曜日、民間人・人道問題、テロ問題および外国人の本国送還を専門とする自身のチームを伴って、シリア北東部を訪れた。

「(北・東シリア)自治局」の声明によると、ゴールドリッチ国務次官補は自治局外交部のバドラーン・ジヤー・クルド共同議長と会談し、地域の安定への支援、キャンプおよび外国人の本国送還の状況、テロに関する共通の課題について協議した。

ゴールドリッチ氏は「キャンプや収容所を支援することによる、テロとの戦いのための長期的な計画を策定している」と述べ、米国が人道問題に関する支援プログラムに取り組んでおり、当該地域に特別予算の割り当てたことを明らかにした。

米国代表団には、民間人・人道問題、テロ問題および外国人の本国送還を専門とするチームが同行した。

自治局外交部のバドラーン・ジヤー・クルド共同議長は、キャンプや収容所からの自国民の再受け入れを望む国々と協力する用意があると述べた。

ジヤー・クルド氏は国際社会に、キャンプや収容所にいる「イスラーム国」の家族に対する責任を負うことを促し、「テロリストたちの公正な裁判がもっとも重要である」と述べた。

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( 翻訳者:新階 望乃 )
( 記事ID:54410 )