イラン人4名(※)が韓国のハロウィーンイベントで犠牲に
2022年10月30日付 Jam-e Jam 紙


 ソウルのイラン・イスラーム共和国大使館は、この痛ましい事件が発生して以来、韓国当局や関係者と連絡を取りつつ、在留イラン人の状況を追跡し、病院や医療センターを訪れて必要な措置を講じている。

【ジャーメ・ジャム電子版】IRNA(イスラーム共和国通信)によると、韓国のイラン・イスラーム共和国大使館は声明の中で、土曜日の夜にソウルで開かれたハロウィーンイベントの事故で同国の在留イラン人数名が死亡したことに哀悼の意を表した。

 声明には次のように記されている。「1401年アーバーン月7日(西暦2022年10月29日)土曜夜、ソウルの梨泰院地区で開かれたハロウィーンイベントの事故で数名の親愛なる同胞が死亡したという知らせに対し、最も深い悲しみと遺憾の念をもって、全ての親愛なるイラン人と敬愛すべき学生たちに哀悼の意を表し、至高なる神に、世を去ったこの同胞たちへの赦しを、遺族の方々に耐え忍ぶ力をお祈り申し上げます。」

 声明はさらに続く。「韓国当局の発表によると、この時までに更に一名のイラン人が負傷し、外来患者として治療を受け、退院しました。追加情報を入手した場合には、親愛なる国民の皆さまにお知らせします。

 親愛なるイラン国民の皆様へ。昨晩に被害を受けた、または負傷したイラン人をご存じの場合は、大使館領事部のナジャフィー(電話番号: 01095811395)までご連絡ください。

 遺憾ながら、昨晩の事故によるイラン人死者数は4名となりましたことをお知らせいたします。韓国警察の発表によれば、その名前は以下の通りです。

1-アーファーグ・ラーストマネシュさん
2-アリー・パラーキャンドさん
3-レイハーネ・サーダーターシーさん
4-ソマイイェ・モギーミーネジャドさん

 死亡者のうち2名はソウル市内の病院で身元が確認されています。ほか2名は市外の病院に安置されており、当大使館の職員が身元確認のために当該の病院に向かっているところです。」

 新たな情報が得られた場合は、通知される予定である。

 昨晩のソウルのハロウィーンイベント事故の発生の後、150名以上が命を落とし、多数の負傷者が出た。韓国当局の発表によれば、死者のうち少なくとも19名がイラン、中国、ウズベキスタン、ノルウェーを含む外国人であった。

※訳注:その後の調べでイラン人死者数は5名と発表された。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:YS )
( 記事ID:54422 )