イラン国連大使・政府代表が発言「アフガニスタンをテロ集団の安全な避難所にしてはならない 同国における麻薬生産の増加を懸念」(1)
2022年11月11日付 Jam-e Jam 紙


 ニューヨーク駐在イラン国連大使・政府代表[アミールサイード・イーラヴァーニー氏]は、「世界は絶対に、アフガニスタンの国土がISIS、アルカーイダ、その他関連集団のようなテロ集団の安全な避難所にならないようにしなければならない」と述べた。

【ジャーメ・ジャム電子版】国連総会は「アフガニスタン情勢」に関する決議を可決した。
 
 ターリバーンのアフガニスタン支配後初めて総会に提出されたこの決議は、同国の人道的状況を記しつつ、人権、安全保障、テロリズム、麻薬との戦い、難民、および同国の社会経済的状況に関連した政治領域に目を向けたものだ。

 この決議はイラン・イスラーム共和国がアフガニスタン難民を受け入れていることを評価しつつ、拡大するアフガニスタン難民問題に直面している国々への支援の必要性を強調している。

 同決議は、ターリバーンをアフガニスタン政府として承認することは避けつつ、ターリバーン当局に対し、アフガニスタンの国際的及び相互的な責務を守り、さらなる人権の遵守や包括的な政府の形成に向けた措置を取るよう求めている。

 上記決議は、少数民族と少数宗派の教育施設や宗教施設、および外交の場に対するテロ行為を非難し、アフガニスタンにおける人権侵害および女性・女子の権利剥奪を批判している。

−(2)に続く−

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( 翻訳者:OK )
( 記事ID:54434 )