東方正教世界の聖職者、大主教葬儀で一同に会す
2022年11月13日付 Hurriyet 紙


今週初め(11月7日)に死去した東方正教会(キプロス正教会・独立教会)のクリュソストモス2世大主教の葬儀が執り行われた。

今週初めに大腸がんで死去した東方正教会(キプロス正教会・独立教会)のクリュソストモス2世大主教(享年81) は、昨日(11月13日)、ギリシャのカテリナ・サケラロプル大統領および東方正教世界の主要聖職者が参列するなか埋葬された。

■コンスタンティノーポリ全地総主教ヴァルソロメオス1世が指揮

葬儀は、イスタンブルからキプロス島(南キプロス)に赴いたコンスタンティノーポリ全地総主教ヴァルソロメオス1世によって執り行われた。ニコシア(レフコーシャ)のギリシャ側に位置する聖バルナバ大聖堂で行われた葬儀には、戦争状態にあるウクライナとロシアを除く、東方正教世界の聖職者ら(ギリシャ、エジプト、イギリス、およびシリア・レバノンの大主教ら)が参列した。南キプロスのメディアは、ヴァルソロメオス1世が過去400年間で初めてキプロス島を訪問した総主教であると指摘した。モスクワ総主教キリル1世は、コンスタンティノープル総主教座をはじめとする各地正教会が(新生)ウクライナ正教会の独立を承認していることから葬儀には出席せず、一方、(新生)ウクライナ正教会のフィラレート総主教は、南キプロスのロシア系住民の反発を避けるために葬儀に出席しなかったと明らかにされている。クリュソストモス2世大主教の後継者は、40日後に実施される選挙で決定される。

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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:54441 )