サウジアラビア:ファイサル外相「イスラエルとの正常化にはパレスチナ国家の樹立が必要」(1)
2023年01月20日付 al-Quds al-Arabi 紙


■サウジアラビア:イスラエルとの正常化はパレスチナ国の樹立無しには成し得ず、アッバースはアメリカ特使に会う。

【リヤド、ラマッラ:本紙】

サウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン外務大臣は、自国がパレスチナ国家の樹立なしにイスラエルとの正常化を実施することはないだろうと強調した。

サウジアラビア外務省は金曜日、ツイッターのアカウントを通した声明で「正常化と真の安定は、パレスチナに尊厳をもたらすことを通じて彼らに希望を与えることなしに起こることはなく、これには彼らに国家をもたらすことを要する」と表明した。

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相の事務所が発表した声明によると、同首相は木曜日、米国のジェイク・サリバン国家安全保障問題担当大統領補佐官と会い、イランの核計画のほか、イスラエルとサウジアラビア王国の関係正常化に焦点をあてた会談を行った。

両者は同様に、2020年にイスラエルとアラブの国々との間で行われた正常化協定および「サウジアラビアに中心とした平和の拡張」に言及しつつ、「アブラハム合意」を深めるための次なるステップについて協議した。

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( 翻訳者:西川舜 )
( 記事ID:54480 )