シリア・アサド大統領、対トルコ正常化のサイン
2022年11月26日付 Cumhuriyet 紙


レバノンに本社を置くアル=アフバール新聞は、シリアのバッシャール・アサド大統領のトルコに対するメッセージの紙面に掲載した。

レバノンにおいて報道活動を行っているアル=アフバール新聞は、シリアのバッシャール・アサド大統領がシリアの数名の研究者とジャーナリストとともに行った会談で議論されたことを記事にした。

バッシャール・アサド大統領は、シリアとトルコの間においては諜報機関のレベルでは接触があることを確認しつつ、今後はこの接触が増加する可能性があると述べた。

アサド大統領は、トルコの政府高官と行った会談は「情報共有」にすぎないものであったが、この会談が両国関係のレベルを「向上させることに寄与するだろう」とも付け加えた。

報道によれば、トルコはシリアの要請を満たす準備ができたと述べたアサド大統領は、シリアとトルコが「現実的な歩み」を進め、「言行一致すること」を期待すると話した。

アサド大統領は、トルコのアプローチは、一部のアラブ諸国よりも「より誠実」な可能性はあるが、トルコの姿勢が真剣なものであるのか、あるいは、政治的な駆け引きなのかを判断するは難しいとも述べたと報じた。

シリアとテロ組織クルディスタン労働者党(PKK)と/人民防衛隊(YPG)との間で作った接点は「部族関係」の文脈において考える必要があると話したアサド大統領は、単に雇用や生活といった問題に関して話しただけであると付け加えた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:関颯太 )
( 記事ID:54536 )