交代時間を理由にした乗車拒否、次々―イスタンブル・エミニョニュ
2022年11月30日付 Milliyet 紙


イスタンブルで最も賑やかな場所の一つであるエミニョニュで、タクシー運転手らは「交代時間」を理由に多くの人の乗車を拒否した。一部のタクシー運転手は交代場所の方向に向かう乗客を探していると主張した一方、カメラはタクシー運転手と交渉する多くの人々を捉えた。

イスタンブルで最も混雑する地点の一つであるエミニョニュで、タクシー運転手に関してまたも同じような光景が見られた。タクシー運転手らは「交代時間」であると多くの人々の乗車を拒否した。

寒い中多くの人々が長時間タクシーを待たざるを得なくなった。交代時間という理由を聞いても、タクシーに乗るために運転手と何分間も交渉をする人々が目を引いた。

タクシーに乗りたい人々は、長い間行先と料金について運転手と交渉をした。一部の人々がタクシーに乗れた一方で、一部の人々はタクシーを待たざるを得なかった。

■「私たちを乗せてくれないし、行先すら聞く耳を持たなかった」

タクシーに乗れなかったある人は、「待っているという者もいるし、都合が良くないという者もいる。スルタン・アフメト広場からエミニョニュまでタクシーを見つけられなかった。彼らは乗せてくれない。私たちは彼らにとって都合の良い客じゃない。行先すら聞かなかった」と話した。

■「行先を推測」

タクシー運転手のオスマン・サルテペさんは「客の行先すら聞かなかった。私は交代時間だったのだ。自分の向かう方向へ行く。同じ方向へ向かう乗客がいれば乗せる。客は私に『利用可能か』と尋ねたので、『いいえ』と答えた。客の行先を推測した。客は自ずと示しているものだ」と話した。

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( 翻訳者:田原紗樹 )
( 記事ID:54559 )