イスラーム国:報道官が3代目「カリフ」の死亡を発表(2)
2022年11月30日付 al-Mudun 紙


■「ダーイシュ」(イスラーム国)は「神の敵らに屈辱を与えている」指導者が殺害されたと発表

【本紙】

一方米国当局による初のコメントとして、ホワイトハウスのジョン・ケリー報道官は「ホワイトハウスはイスラーム国指導者が死亡したとの知らせを歓迎する」と述べた。

イスラーム国は、2014年にシリアとイラクの広範な領域を支配したものの、まずイラクで、次にシリアで敗北を喫した。しかし同組織の隠れた構成員らは、それが限定的なものであるとはいえ、いまだ両国内で特に治安要員に対する攻撃を続けており、世界のその他の国々における攻撃も支持している。

イスラーム国がシリアとイラクにまたがる4万平方キロメートル以上の領域で「イスラームのカリフ制国家」の設立を宣言した2014年に、同組織の構成員らは900万人の運命を支配した。彼らは支配地で恐怖を拡散し、斬首や女性の捕虜化といった非常に過激な規範を課した。そして世界中で野蛮な攻撃を実行したが、その後その支配地は徐々に縮小していった。

イスラーム国は2017年、イラクで同国軍との複数の戦闘のすえに最初の敗北を喫した。その後2019年3月23日、米国から支援を受け、クルド人戦闘員らによって率いられたシリア民主軍が、数か月続いた戦闘のすえにイスラーム国が敗北したと発表した。その間には欧州やアジア、アラブ諸国からなる様々な国籍を持つ同組織戦闘員ら、そして数千人におよぶ彼らの家族らが対イラク国境地帯のバーグーズ村で包囲されることとなった。

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( 翻訳者:萩原優太 )
( 記事ID:54566 )