パレスチナ:占領当局はパレスチナ人ジャーナリストに対して先月1か月で34件の侵害行為を行った
2022年12月02日付 al-Quds al-Arabi 紙


■占領当局は、パレスチナ人ジャーナリストに対して34件の侵害行為を行っている。

【ガザ:本紙】

パレスチナの最新の報告書では、先月11月の1ヶ月間にパレスチナ人ジャーナリストに対するイスラエルによる30件以上の侵害行為を確認し、またSNSも多くのアカウントを閉鎖して占領当局への支援となる侵害行為を続けていると明らかにした。

パレスチナ領内のジャーナリストに対する侵害行為を監視しているジャーナリスト支援委員会の月報は、先月1カ月間に34件以上のイスラエルによるメディア関係者や報道陣に対する侵害行為があり、またSNSによる侵害行為も11件あったと言及した。

さらに、11月の1ヶ月間で、8人のジャーナリストが負傷し、標的となり、イスラエルの占領軍と入植者によるゴム弾、殴打、引きずり込み、有毒ガス弾の投てきによって暴行を受けたことを記録している。

これらの攻撃は、オリーブの収穫期に占領当局と入植者による市民への襲撃をジャーナリストが取材している間、またエルサレムと被占領地ヨルダン川西岸での占領の犯罪を非難する行進やイベントの間に行われ、ジャーナリストの取材と現場への立ち会いを妨害することが目的だという。

また、この最新の報告書は後に釈放された4人のジャーナリスト、すなわち、アブドゥルムフスィン・シャラールダ、ムアーズ・ワシュハ、サイフ・カワースィミー、サブリー・ジブリールの逮捕、拘留、召喚についても記録している。

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( 翻訳者:鈴木真宝 )
( 記事ID:54570 )