パレスチナ:イスラエル占領部隊がイェリコ市に突入、同市南部のキャンプでは若者らと衝突
2023年02月02日付 al-Quds al-Arabi 紙


■イスラエル占領部隊がイェリコ市に突入し、アカバ・ジャブル・キャンプの入り口で若者らと衝突

【イェリコ:諸通信社】

木曜日から金曜日にかけての夜、イスラエル占領部隊がイェリコ市に突入し、その後同市南部にあるアカバ・ジャブル・キャンプの入り口で若者らと衝突した。

パレスチナの『ワファー通信』が治安筋の話として報じたところによると、占領部隊がジェリコ市に突入しアカバ・ジャブル・キャンプに達したのち、同キャンプの入り口に集まった若者らに向けて有毒催涙ガスと音響爆弾を乱射した。同筋は負傷者の発生については明らかにしなかったという。

同治安筋は、その後占領部隊がアカバ・ジャブル・キャンプの南部区域の上空に閃光弾複数発およびドローン「ズィナーナ」1機を発射し、同地で捜索作戦および掃討作戦を実施したと加えた。

占領部隊は、先週の土曜日にイェリコ市のメインとサブの入り口に設置した複数の軍事検問所およびセメント・ブロックを用いて、同市に対する包囲を6日間にわたって継続している。占領軍はそこで市民らの車両を停止・検査し、身分証明書を精査することによって、彼らが同市から出入りすることを制限している。

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( 翻訳者:新藤花絵 )
( 記事ID:54621 )