イスタンブルに新タクシー
2023年01月13日付 Cumhuriyet 紙

UKOME(交通調整センター)の11月度会合でハイヤーへの転換が決定された1803台のミニバスと322台の乗合タクシーの代わりに投入される自動車が明らかになった。イスタンブル広域市のブーラ・ギョクチェ副秘書室長とウトゥク・ジハン交通局長が初号プロトタイプを紹介した。

黄色と黒に塗装されたこのタクシーの最も重要な特徴はバリアフリーである点だ。テクノロジーを搭載したこのタクシーには、運転手向けの非常ボタンもある。運転手がこのボタンを押すと、タクシー車両上部の行灯にSOSの文字が現れる。

イスタンブルにおけるタクシー問題の大部分を解決することが期待される新世代のハイヤーがお披露目された。このタクシーは定員数が大きいミニバスタイプの自動車から選ばれた。タクシーの文字表示式行灯は「タクシー」「賃走」「空車」「予約」「回送」「SOS」と表示できる。文字表示式行灯はタクシーメーターと連動する。これにより、運転手が「客を選択する」「客を拒否する」などの状態は起こらなくなる。車内には運転手用の非常ボタンが設置され、ボタンが押された場合は行灯に「SOS」の文字が現れる。「SOS」の文字を見た警察車両がタクシーを止め介入する。

■常時リアルタイムで監視

車内には防犯カメラがあり、公共交通統括・管理局でタクシー車内の映像は監視される。タクシーはイスタンブル広域市から発給される電気交通管理免許を取得した最低1台の電子通信機器を搭載して運営されなければならない。同じ方向へ向かう2人以上の客が共同でタクシーに乗車できるようなシステムが作成される。タクシーは「黄色タクシー」の運賃より、30%増しの運賃を徴収する。

■安全用の仕切り板が設置

タクシーの車内では、乗客と運転手の間に安全用の仕切り板が設置される。現金の授受の際に開閉できるようになっており、運転士と乗客のやり取りを可能にする内線システムも設置される。車内には、クレジットカード・銀行カード・イスタンブルカードから支払い方法を選択できる決済機器が設置される。

■バリアフリー

タクシーには車椅子を載せるスペースとスロープが備え付けられる。視覚障害者向けには、車内のタクシーメーターを搭載した機器が音声で情報を伝える。車内には、視覚障害者向けに点字サインがある。

■運転手への教育

タクシー運転手は衣服に注意することになる。シャツやスリッパなどの衣類を身につけることはない。タクシー運転手には「人間的な発達と多様性、外国語、緊急事態対応・危機管理・初動対応、安全な運転技術、反社会的勢力への対応と注意すべき言葉」など15日間の教育プログラムが施される。教育を修了していない者はタクシーに乗車して勤務できない。新型のタクシーでは以前から、乗客/ルートの選択、粗暴な振る舞い、料金の過剰徴収に関してTUDES(公共交通サービス局)から懲罰を受けていない運転手のみが勤務できる。もしも運転手が3回犯罪行為に関わった場合は、タクシーの運転免許を切り替え前の状態に戻される。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:神谷亮平 )
( 記事ID:54810 )