チュニジア:当局がモロッコ王子の入国を拒否(2)
2023年01月19日付 al-Quds al-Arabi 紙


■チュニジア当局はアラブの春に関する国際シンポジウムに参加する予定であったヒシャーム・アラウィー・モロッコ王子の入国を拒否

【ロンドン:本紙】

モロッコのムハンマド国王6世のいとこであるヒシャーム王子はクドゥス・アラビーへの連絡のなかで、次のように述べた。「警官の扱いは適切で敬意もあったが、特に私はアラブの春について話し合う文化シンポジウムに参加する予定であったので、正当で説得性のある拒否の理由はなかった。この事件は、サハラ問題を背景としてモロッコ政府とチュニジア政府の関係に生じている危機と同時に発生している」。

ヒシャーム王子は、アラブの春の展望と反革命の後退のほか、アラブの春ののちに生じたいくつかの政治システムにおけるポピュリズムについての講演を行う予定であった。

同王子が民主主義の提唱者であり、人権の擁護者であることは知られている。

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( 翻訳者:竹内 姫乃 )
( 記事ID:54862 )