シリア:欧州諸国でシリアに対する「集団的抑圧措置」を解除するよう求める声(2)
2023年02月09日付 al-Watan 紙


■アラブおよび世界の政党、勢力、活動団体、政治家、ジャーナリストがシリアに対する「制裁」措置を解除するよう呼びかけ

【ダマスカス:本紙】

一方シリア国営通信が報じたところによると、スペインのマドリッド・コンプルテンセ公立大学の教授であり、シリアの歴史と国際関係の専門家であるパブロ・サパグ氏は次のように表明した。「シリアの人々が現在味わっている苦境は、米国および欧州諸国の真なる顔を示し、暴くものである」。

さらにスペイン国立地政学研究所のフアン・アントニオ・アギラル所長は次のように表明した。「特にシリア国民による必需品への需要が高まっているなかで、単に彼らに損害を与えているだけにすぎない制裁措置を固持する、西側諸政府の悪名高く卑しい立場を断罪することは、我々の道徳上の義務であろう」。

さらに中東・アフリカ地域の地政学を専門とするジャーナリスト兼アナリストであるコルド・サラサル・ロペス氏は次のように述べた。「米当局および欧州にいるその追従者らがシリアに対して行ったことを、制裁と呼ぶことは不可能である。つまりシリアの人々は、米国が主導する違法かつ不当な集団的抑圧措置によって苦しめられているのである。米国はこのような手法をとることで、各国や各国民を強制し、脅迫し、その主権を弱めようとしているのである」。

(後略)

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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:55020 )